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2017年04月02日 3:58 pm

こども達、世代を超えて親しまれる日本三大だるま祭り@白河だるま市

2016/2/2 13:30

白河だるま市は福島県西白河郡JR白河駅付近で行われる一年に一度の日本三大だるま祭りです。
日時は2月11日建国記念日に開催されます。
「だるま」とは仏教の禅宗開祖のだるま大師の坐禅姿を現した縁起の良い置物です。
現代では禅宗や宗教、宗派を問わず親しまれ購入されています。
「だるま」は張子と言う製法で製作され魔除けの力が有る赤色で染められています。
人々は祈願を行う際に左目に目を入れ、祈願が叶うと右目に目を入れる習慣が根付きました。




「だるま」の歴史は室町時代に日本に伝わった仏教禅宗のだるま大師と言う僧侶から始まります。
禅宗寺院ではだるま大師を描いた掛け軸やお札を仏像の様に用いられていました。
だるま大師は壁に向かい9年間、坐禅を行い手足が腐ってしまったそうです。
この言伝えが後に手足が無い「だるま」の形状に成りました。



「だるま」は日本古来より信じられている魔除けの力がある赤色を用い作られています。
古来より赤色は火や血を指しその色に力を感じていたようです。
古墳でも赤色が用いられ腐敗を防ぐ役割が有りました。

平安時代に入ると住居や神社の鳥居も腐食を防ぐ為に赤色の丹で染められています。
また、お祝いの際は赤色が重要な役割があるとされ病や災いを防いでくれると考えられています。


縁起が良い紅白に成るように赤だるまや白だるまが作られるようになりました。
現代では赤白以外の色も作られるようになりました。


「だるま」を製作する際に用いられる製法の張子とは竹や木などを用いて組んだ枠に張子紙と言う和紙を張り付けて作る造形技法のひとつです。
特徴としては外観に比べ軽く作る事が可能です。


張子の技術は2世紀の中国から始まり伝来したとされています。
だるまの種類は大きく分けて8種類になります。
生産する地域により形状や色、素材が異なり地域名で呼ばれ区別されています。

松川だるま(仙台地区)や高崎だるま(群馬県・高崎市)、白河だるま(福島県白河市)、越谷だるま(埼玉県・越谷市)、東京・多摩だるま(多摩地域)、鈴川だるま(静岡県・富士市)、


姫だるま(愛媛県)、五色願かけだるま(静岡県・伊豆市)などが日本で有名な「だるま」になります。


白河だるま市は日本三大だるま市と言われ毎年各地で開催される少林山七草大祭や厄除元三大師大祭、毘沙門天大祭に属しています。
白河で生産されるだるまは約300年前、当時の白河城主丹羽長重公から始まります。
小峰城主でも有名な松平定信(楽翁公)が城下の繁栄を願い、楽翁公直々より谷文晁が図案とお墨付きを戴き京へと「だるま」修業に出向きました。
修業で修得されただるまの絵法は眉毛が鶴、髭は鶴、耳髭は松と梅、顎髭は竹を表し帰って来たと伝えられています。


白河だるまの特徴は顎鬚が長く厄除けと家内安全のご利益がある赤だるまと開運のご利益がある白だるまが作られています。
白河だるま市の起源は鎌倉時代に成り、徳川幕府の再編成が行われ丹羽長重公により白河藩が成立され城下町の整備が行われるようになりました。
商業の繁栄を願い市が設けられるようになり主に造花を売っていました。


小峰城の大手門側に伊勢明神のお仮屋を営み造花を捲藁に挿んで売られるようになりました。
この市は花市と名付けられ造花や正月の縁起物の恵比須大黒や稲荷様なども売られるようになりました。

天明3年松平定信公が白河藩を襲封した際は藩財政が良くなく農商工の産業に力を入れる為、特殊市場を設け資金の貸し付けを行いました。
花市は旧正月の14日の初市に行われ縁起物やだるまを販売していました。
花市より白河だるまが人気になり有名な白河だるま市となりました。
この旧正月の14日が新暦に変更され2月14日に市神様(花市)を白河だるま市と称するようになりました。


その後、白河まつり振興会が協議を行い建国記念日の2月11日に変更されるようになりました。
白河だるまは全部で18種類の大きさが存在しています。
主な会場はJR白河駅前から市内の天神町、中町、本町の大通りになります。
露店等の出店時間は午前9時から午後7時30分までになります。
この日は市内交通規制が設けられ交通規制時間は午前8時から午後7時30分までになります。

また、各種公共交通の路線や時間が異なりますので予めご確認が必要になります。
その他に「だるま」に関する様々な遊びも存在しています。


「だるま落とし」や「だるまさんがころんだ」、「にらめっこ」など懐かしいこどもの遊びがいっぱいあります。





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